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SUSE、「SAP HANA Large Instances on Microsoft Azure」向けにエンタープライズLinuxイメージを提供

 SUSEは2日、Microsoft Azure上で提供されているSAP HANA認定プラットフォーム「SAP HANA Large Instances on Microsoft Azure」向けに、エンタープライズLinuxイメージを提供すると発表した。

 SAP HANA Large Instances on Microsoft Azureは、0.5TBを超えるメモリサイズを必要とする、SAP HANAワークロード用の専用ハードウェア構成。今回SUSEでは、このMicrosoft Azure環境上にてSUSE Linux Enterprise Server(SLES) for SAP Applicationsイメージを利用可能にしており、Azure上において一貫した環境の構築と管理を提供する。

 SUSEはMicrosoftでは共同で、SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsの安定性と信頼性を生かし、SAP HANA環境において最大60TBのサイズのミッションクリティカルワークロードをサポートするとのことだ。

 なおSUSEの製品およびソリューション担当副社長であるダニエル・ネルソン氏は、「お客さまが必要とするSAP HANA Large Instanceに、高度な高可用性とストレージセキュリティを提供するためにMicrosoftと共同開発した、顧客主導型のソリューションだ。今回提供するAzure用のSAP認定プラットフォームは、事前構成されているためお客さまの生産性が向上する」と、その特長やメリットを紹介している。