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アクロニス、企業向けバックアップの最新版「Acronis Backup 12.5 Update 4」をリリース

物理データ配送機能やクロスプラットフォームの仮想マシン変換機能を追加

 アクロニスは1日、企業向けバックアップソリューション「Acronis Backup」の最新版となる「Acronis Backup 12.5 Update 4」を発表した。アップデートでは、物理データ配送やクロスプラットフォームの仮想マシン変換、クリプトマイニングマルウェアからの保護などの機能を追加した。

 Acronis Backup 12.5 Update 4では、最初のフルバックアップをハードディスクドライブに行い、そのハードディスクドライブをアクロニスのデータセンターに配送することにより、最初のシーディングをより迅速に行うことができる「物理データ配送」機能を追加した。また、拡張性も強化し、1台の管理サーバーで最大8000台までの管理を可能にした。

 セキュリティ面では、クリプトマイニングマルウェアの検知、ローカルドライブとしてマッピングされているネットワークフォルダの保護など、Active Protectionを改善。また、バックアップファイルを、VMware WorkstationやHyper-Vのハイパーバイザー上で動作できるVMファイルに変換する、クロスプラットフォーム変換機能を追加した。

 このほか、Microsoft Exchange Server 2019、Windows Server 2019 with Hyper-V、Microsoft Hyper-V Server 2019、VMware vSphere 6.7 update 1、Citrix XenServer 7.6、RHEL 7.6、Ubuntu 18.10、Fedora 29/28/27/26/25、Debian 9.6/9.5などのOSを新たにサポートした。