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フリービット、アプリケーションレベルでのWAN効率化を可能にした「M-Plus! SD-WAN」を提供開始

 フリービット株式会社は8日、法人向け接続サービス「M-Plus!」において、SD-WAN技術を活用した次世代型WANサービス「M-Plus! SD-WAN」の提供を開始した。

 M-plus!は、フリービットが設計から構築・運用・保守までを一貫して提供するアウトソーシングサービス。NTTフレッツ網(地域IP網)・電力系ISP固定IP接続・専用線インターネット接続などを利用した、インターネットVPNサービス「M-Plus! VPN」や、インターネット用のブロードバンド回線とセキュリティを守るファイアーウォールを一元提供する「M-Plus! Firewall」などの接続サービスを提供している。

「M-Plus! SD-WAN」サービス概要図

 新たに提供するM-Plus! SD-WANは、SD-WAN技術を活用することで、従来の物理的な対応ではなくハイブリッドWAN機能によって企業WANを仮想化し、通信経路とアプリケーションをトラフィックコントロールすることで、アプリケーションレベルでのWANの効率化を可能にする。

 サービスは、128Technologyのトンネリングを使わないルーティング技術「Secure Vector Routing」を採用することで、オーバーヘッドを削減し、セッション単位での高度なセキュリティ制御およびネットワーク全体のセキュリティをインターネット上で実現した。

 機器を一切操作することなく展開が可能な「ゼロタッチプロビジョニング」により、拠点での導入期間を大幅に短縮することが可能。Office 365などのアプリケーショントラフィックを起因とするネットワークの逼迫を、アプリケーション識別機能によりその他のアプリケーションと区別することで、WAN回線におけるトラフィック分散を実現し、快適な接続環境を維持する。

 ソフトウェアで仮想ネットワークを確立して拠点間通信を行うことで、重要度に応じたネットワークの振り分けや、ネットワーク品質の自動選択を実現。契約帯域幅を確認しながら、適切なコストでのネットワーク運用が可能になる。また、専用のコントロールパネルにより、一つの管理画面でWAN全体の管理が可能になることで、機器の増加に伴う管理業務の煩雑さを解消し、効率的かつ容易なネットワーク運用を可能とする。

 アクセス回線は、イーサネット、インターネットVPN、モバイル接続、フレッツ光など、速度や技術の異なるさまざまな回線を利用でき、既存のネットワーク環境の利用に加え、ネットワークの拡張やフリービットのサービスとの連携などにもフレキシブルに対応できる。接続方式はPPPoEに加えてIPoEにも対応する。

 サービスは、フリービットが法人向け通信サービスの提供で長年培ってきたノウハウを活かして、フルマネージドサービス型アウトソーシングサービスとして提供。また、フリービットのフルマネージド型アウトソーシングサービスの提供については、NECネッツエスアイ株式会社の協力により、将来的に海外拠点への対応も視野に入れるとしている。