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アステリアとツバイソが提携、両社製品を連携させる「RobotERPツバイソアダプター」提供

 アステリア株式会社とツバイソ株式会社は12日、企業データ連携(EAI/ESB)製品「ASTERIA Warpシリーズ」におけるサブスクリプション型製品の販売代理店契約「ASTERIAサブスクリプションパートナー契約」を締結したと発表した。また、ツバイソのクラウドERP「RobotERPツバイソ」との連携機能を担うASTERIA Warpシリーズ専用アダプター「RobotERPツバイソアダプター」を、11月15日より提供開始する。

 ツバイソのRobotERPツバイソは、多くのマスターデータ、トランザクションデータを有することから、他システム連携や機能拡張のため多数のAPIを備えているが、通常、APIによるシステム連携を行うためにはプログラミングが必要であるため、エンドユーザー自身の実装にはハードルが高いという課題があった。

 そこでツバイソでは、エンドユーザーが自ら、RobotERPツバイソと既存の社内システムなどをノンプログラミングで連携可能にするため、ASTERIA Warp専用アダプター「RobotERPツバイソアダプター」を開発したという。

 このアダプターでは、RobotERPツバイソが持つマスタ(取引先、取引先担当者、社員、部門など)、トランザクション(見積、受注、発注、検収など)、集計データ(月次/年次貸借対照表・損益計算書、与信残、債権債務残高一覧など)との連携を、ノンプログラミングで実現できるとした。価格は、1ライセンス月額4万円(税別)から。

 またツバイソは、このアダプターと、ASTERIA Warpの中でも中小規模向けの「ASTERIA Warp Core」とをセットで提供開始することを目的に、ASTERIA サブスクリプションパートナー契約をアステリアと締結した。

 なお、互いの製品が連携することにより、RobotERPツバイソの導入期間の短縮と業務効率化を実現することから、両社では製品のさらなる拡販につなげていく考えだ。