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日本IBM、「IBM Cloud Private for Data」の無償評価用を提供開始

 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は9日、データの収集・整備・分析を包括的に支援する「IBM Cloud Private for Data」について、試用版をクラウドホスティングサービスとして提供する「IBM Cloud Private Experiences(以下、ICP Experiences)」を開始した。

 IBM Cloud Private for Dataは、データプラットフォームに必要な3つの要素となる、データの「収集」「整備」「分析」を、プライベートクラウドプラットフォームの「IBM Cloud Private」上で包括的に提供する。クラウドネイティブの俊敏性と柔軟性を備え、インフラ運用管理の一元化とコスト削減に加えて、AIや機械学習に必要なデータの準備作業に対する工数削減を支援する。

 ICP Experiencesでは、IBM Cloud Private for Dataの機能に加え、ウェブブラウザーのGUIで事前定義された操作ガイドがウォークスルー形式で表示されるガイド機能と、チュートリアルドキュメントを提供。ソフトウェアのダウンロードやインストール、設定作業が必要なく、ガイドに沿って操作をするだけで、7日間無償でIBM Cloud Private for Dataを評価できる。

 IBM Cloud Private for Dataは、最上位エディションの「Enterprise Edition」を6月から提供しており、参考価格は1仮想プロセッサー(VPC)あたり212万4000円(税込)。