NECとNECネッツエスアイ、Google Cloud Platformと関連サービスの提供を開始

　日本電気株式会社（以下、NEC）とNECネッツエスアイ株式会社は20日、Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud Platform（以下、GCP）」の導入をサポートするパートナープログラムにおいて、サービスパートナーの認定を取得し、GCPおよびGCPを用いた各種サービスの提供を開始すると発表した。

　NECグループでは、自社提供クラウドを含め、多様なクラウド活用支援の取り組みを強化しており、今回、顧客の幅広い要望に応えるべく、新たにNECネッツエスアイからGCP関連ソリューションの提供を開始した。

　NECネッツエスアイでは、これまでのクラウド関連システムの構築経験を活かし、クラウドのリソースをより柔軟に活用できるソリューションを提供。具体的なソリューションとしては、GCPを使ったクラウド基盤構築パッケージ「SI構築パッケージ」や、既存環境からのGCP移行を支援する「クラウドマイグレーションサービス」、既存環境とクラウド環境をつなぐ回線選定やLAN側のインテグレーションを含めたネットワーク構築サービス「クラウドネットワークコンサルティング」、GCPの運用監視サービス「クラウドマネージドサービス（10月開始予定）」を提供する。

　NECでは、GCPが提供する各種開発者向けAPIを活用し、Cloud Speech-to-Text APIの利用による顧客対応など、さまざまな接客シーンにおいてユーザーエクスペリエンス（UX）を向上させる新たなソリューションを開発・提供していく。

　また、NECグループ内のGCPサポート体制強化のための要員教育に注力するとともに、GCP技術者の拡充のためのトレーニングプログラムを今年度中に開始する。