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リコー、A4モノクロプリンター/複合機の新製品「RICOH SP 3700/2300L シリーズ」を発表

 株式会社リコーは5日、A4モノクロレーザープリンター/複合機の新製品として、「RICOH SP 3700 シリーズ」「RICOH SP 2300L シリーズ」の計4機種を発表した。価格はオープン。発売は9月14日。

 「RICOH SP 3700」「RICOH SP 2300L」は、従来機と比べ、出力速度を片面毎分32枚(A4縦送り)に向上させたA4モノクロレーザープリンター。「RICOH SP 3700SF」「RICOH SP 2300SFL」はそれぞれをベースにコピー、カラースキャナー、ファクス機能を付加した複合機。

RICOH SP 3700
RICOH SP 3700SF
RICOH SP 2300L
RICOH SP 2300SFL

 両面毎分13ページの高速連続出力に加え、ファーストプリントは7.5秒以下、省エネモードからの復帰時間は前身機の10秒以下から8.8秒以下に向上するなど、単ページ帳票などの出力が多い業務にも適した製品としている。

 モバイル機器からのプリントについても、iOSのプリント機能「AirPrint」や、Android機器の印刷規格「Mopria」、Googleアカウントユーザーがクラウド経由での印刷を可能にする「Google クラウド プリント」など、各種印刷手段に幅広く対応する。

 ネットワークについては、Wi-Fiオプション「IEEE 802.11 Interface Unit Type P16」を装着することで、2.4GHz帯と比べて他の機器の干渉を受けにくい5GHz帯への対応が可能。コスト面では、容量の違う2種類のトナーカートリッジを用意し、大容量トナーカートリッジ使用時では1枚あたり約3.8円の低ランニングコストを実現した。