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テクマトリックス、「TRINITYセキュリティ運用監視サービス for AWS」の対象製品にMcAfee vNSPを追加

 テクマトリックス株式会社は7日、ICT基盤のセキュリティ運用監視サービス「∴TRINITY(トリニティ)」について、Amazon Web Services(AWS)環境向けに提供している「TRINITYセキュリティ運用監視サービス for AWS」の対象製品として、マカフィー株式会社の次世代IPSの仮想版「McAfee Virtual Network Security Platform(以下、McAfee vNSP)」をラインアップに追加した。

 TRINITYセキュリティ運用監視サービスは、テクマトリックスが一次次販売代理店として取り扱うセキュリティ製品を対象に、設計・構築・保守・機器運用・セキュリティ監視・活用提案までをワンストップで提供するサービス。

 AWS環境向けの「TRINITYセキュリティ運用監視サービス for AWS」ではこれまで、パロアルトネットワークスがAWS環境向けに提供している次世代ファイアウォールの仮想版「VM-Series on AWS」を対象製品としていたが、新たにマカフィーの次世代IPSの仮想版「McAfee vNSP」を対象製品に追加した。

 McAfee vNSP向けのセキュリティ運用監視サービスでは、オンプレミス環境向けに提供しているサービスと同様に、セキュリティイベントアラートの解析はパケットペイロードを精査し、顧客環境を踏まえて解析する。単純な機械的な監視とは違い、顧客の業務負荷を軽減するとともに、脅威の早期発見や被害の最小化に貢献する。

 McAfee vNSPにおけるライセンスの販売から、その設計・構築・保守・運用・セキュリティ監視を、すべてテクマトリックスが提供可能。また、テクマトリックスの100%子会社となるクロス・ヘッド株式会社は、AWSから「100 APN Certification Distinction」に認定された「APN スタンダードコンサルティングパートナー」で、AWSの導入支援から運用・監視サービス、支払い代行サービスを提供しており、テクマトリックスグループではAWS運用の最適化と高度なセキュリティ対策を提供する。

 監視サービスの費用については、あらかじめ個別見積もりを実施した上で、月額定額費用での提供となる。テクマトリックスでは、サービスを既存のTRINITY セキュリティ運用監視サービスの顧客含め、多くの分野へ提供することにより、年間(2018年度)に50社へのサービス提供を目標とする。