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Core i3搭載、10GBASE-T対応の4ドライブNAS、アイ・オーが法人向けに発売

Windows Storage Server 2016搭載の法人向け

 株式会社アイ・オー・データ機器は、Windows Storage Server 2016搭載の法人向けNAS「LAN DISK Z」に、Intel Core i3を搭載し、10GBASE-Tに対応する3モデルをラインアップする。価格(税別)は4TBの「HDL-Z4WP4IX」が33万円、8TBの「HDL-Z4WP8IX」が35万8000円、16TBの「HDL-Z4WP16IX」が42万8000円で、それぞれ8月下旬発売。

 いずれも前面からHDDを脱着できる4ドライブモデルで、RAID 0/5に対応。各HDDを独立して使用するマルチディスクモードでの動作も可能。また、本機を2台構成とすることで、ダウンタイムを最小限に抑えることも可能。

 CPUはデュアルコア、3.3GHzのCore i3で、メモリも8GBを搭載し、転送速度はギガビット対応の従来モデル比で約3倍となる読み込み369MB/s、書き込み330MB/s。これにより、バックアップ時間を大幅に短縮できるとしている。

 10GBASE-Tポートはマルチギガに対応し、例えばCAT5eケーブル接続時には5GBASE-Tとして利用できる。加えて、ギガビット対応の有線LANポート×2も装備する。また、USB 3.1×2ポート、USB 2.0×3ポート、eSATA×2、HDMI×1も装備する。

 OSには、Active Directory環境での運用に向いたWindows Storage Server 2016を採用。SMB 3.1.1に対応しており、セキュリティも向上。このほか、「データ重複除去機能」や、共有フォルダーのシャドウコピー機能も搭載する。また、iSCSIターゲットとしても設定できる。

 また、同社のクラウド型NAS管理サービス「NarSuS(ナーサス)」により、複数拠点に設置したNASについて、外付けのHDDやUPSの状態までも一括で監視・管理できる。

 本体サイズは約180×235×185mm(幅×奥行×高さ)、重量はHDL-Z4WP4IXが6.5kg、HDL-Z4WP8IXとHDL-Z4WP16IXは7.3kg。