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NTTデータジェトロニクス、会議室予約システム「iMeeting-R」を販売開始

 NTTデータジェトロニクス株式会社は10日、タブレットを利用した会議室予約システム「iMeeting-R」の販売を開始した。

 iMeeting-Rは、タブレット端末を各会議室に設置し、入室(開始)・退室(終了)のボタンを押すことで、利用状況を把握・管理できる会議室予約システム。各地にある支店や施設の会議室も一元管理でき、クラウド型でハードウェアの調達や基盤構築、専用アプリケーションなどが不要なため、低コストでスピーディーに導入できる。また、オンプレミス型にも対応する。

 利用者は、ネットワークにつながる端末があれば、どこからでも予約・変更・キャンセルができる。利用者には予約情報をメールで通知し、メールにはiCalendar形式のファイルが添付されており、日常的に利用しているスケジュール表に予約した会議室情報を簡単に反映できる。

据付端末画面

 開始時刻から一定時間を過ぎても入室されない場合、予約が自動的にキャンセルされる機能や、会議中にその場で延長する機能、残り時間を表示して画面点滅で知らせる機能を搭載。会議が予定より早く終了した場合、「退室」ボタンで会議室を即開放できる。このほか、空き時間検索やマイ予約一覧、ドリンクオーダー機能などを備える。

 管理者は、管理画面で予約状況や実際の利用有無が見える化され、利用が集中している時間の解消や利用人数に応じた会議室の割り振りなど、改善ポイントが明確になり、より良い運用が可能になるとしている。

ホーム画面(予約状況確認)

 NTTデータジェトロニクスでは、iMeeting-Rの導入により、会議室の利用・運用における無駄を解消し、業務効率や生産性向上を強化できると説明。今後3年間で50社への導入(売上5億円)を目指す。また、IoTやモビリティによるワークスタイル変革を中心に、さまざまなソリューションを提案・提供していくとしている。