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Microsoftが5月の月例パッチ公開、WindowsやOfficeなどの脆弱性を修正

 日本マイクロソフト株式会社は9日、5月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。日本マイクロソフトではユーザーに対して、できるだけ早期に修正パッチを適用するよう呼びかけている。

 対象となるソフトウェアは、Windows、Microsoft Edge、Internet Explorer(IE)、Office、Office ServersおよびWeb Apps、ChakraCore、.NET Framework、Exchange Server、Adobe Flash Player。

 これらのうち、最大深刻度が4段階で最も高い“緊急”の脆弱性の修正が含まれるのは、Windows(Windows 10/8.1/7、Windows RT 8.1、Windows Server 2016/2012 R2/2012/2008 R2/2008)、Microsoft Edge、IE、Adobe Flash Player。修正パッチに含まれる脆弱性の件数は、Adobe Flash Playerのものを除いてCVE番号ベースで67件で、うち最大深刻度が“緊急”のものが21件。

 また、Windows Host Compute Service Shimのコンテナイメージの入力に関する脆弱性に対する更新プログラムが、5月2日(米国時間)に定例外でGitHub上に公開されている。