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NTT東日本、クラウドへの閉域網接続を実現する「クラウドゲートウェイ アプリパッケージ」の全国提供を開始

 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は、フレッツ光からパブリッククラウドサービスへの閉域接続を可能とする「クラウドゲートウェイ アプリパッケージ」において、「西日本エリア接続オプション」を3月30日より提供開始する。

 クラウドゲートウェイ アプリパッケージは、インターネットを経由せずにAmazon Web Services(AWS)などのパブリッククラウドへ接続する機能と、アプリケーションサーバーをパッケージ化し、従量課金制で提供するサービス。既存のクラウド接続サービスを利用するためには、クラウド事業者、データセンター、通信キャリアとそれぞれ個別に契約する必要があったが、同サービスでは、それらすべてをNTT東日本がワンストップで提供する点が特徴という。

 ただし従来は、提供エリアがNTT東日本エリアに限られていたが、西日本エリア接続オプションにより、富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県でもクラウドゲートウェイ アプリパッケージが利用可能になる。

 なお、西日本エリア接続オプションの対象となるのは、同パッケージのうちAWSへの閉域接続と管理機能を提供する「クラウド管理ASPメニュー」で、オプション料金は月額6万円(税別)。

 また利用にあたっては、NTT東日本の「フレッツ 光ネクスト」「フレッツ 光ライト」「フレッツ 光ライトプラス」、NTT西日本の「フレッツ 光 ネクスト」「フレッツ 光ライト」、あるいは光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービスが必要となる。