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SAPジャパン、通信事業者の収益性向上を支援する「SAP Big Data Margin Assurance」のクラウド版を提供

 SAPジャパン株式会社は7日、通信事業者が顧客ごとの利益率を最適化できるよう支援する「SAP Big Data Margin Assurance」のクラウド版となる「SAP Big Data Margin Assurance, cloud edition」の提供を開始した。

 SAP Big Data Margin Assurance, cloud editionは、SAP Cloud Platform、ビッグデータ、アナリティクス、機械学習を組み合わせ、顧客、サービスの利益、収益性に関するインサイトを提供するソリューション。Cloud Foundryテクノロジーを採用したSAP Cloud Platform上に構築されており、SAP Big Data Margin Assuranceの全機能を備えるとともに、クラウド版ならではの速度と価値を実現する。

 SAPでは、SAP Big Data Margin Assurance, cloud editionのホスト先として、Amazon Web Services(AWS)と提携しており、今後、ほかのクラウドプロバイダーも追加予定。AWSで提供されるクラウド版では、データおよび収益成長率に対するインサイトが最短時間で得られ、EUの一般データ保護規則(GDPR)をはじめとするデータプライバシー規則に対応するセキュリティ機能やデータ保護機能も備える。

 SAP Big Data Margin Assurance, cloud editionには、複数のプランが用意される。SAP HANAのデータベース容量によって料金が異なり、データセットが限られた128GBのお試し用スターターパッケージも用意される。