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ネットブレインズ、WatchGuard UTMの検知情報をチャットボットで通知する「Secureroid MAGI」を提供開始

 株式会社ネットブレインズは、WatchGuardのUTM製品「Firebox T/Mシリーズ」およびネットブレインズの「リモート運用支援・レポートサービス(以下、NBRS)」に、株式会社アクシスが開発したチャットボット「Secureroid MAGI」を付帯した、コミュニケーション型監視サービスの販売を、2月1日から開始する。

 NBRSは、WatchGuardのUTM製品をリモートによりサポートするサービスと、可視化ツールであるWatchGuard Dimensionをクラウドベースで提供するサービスをセットにした、ネットブレインズが提供する中堅・中小規模企業向けの運用支援サービス。

 ネットブレインズでは、WatchGuard Dimensionはレポート/分析ツールとして非常に有用ではあるが、管理者自らが意識的に閲覧する必要があることから、ガイドラインが提唱する検知のリアルタイムな気付きが遅延する可能性が存在する課題があったと説明。

 今回、チャットボットのSecureroid MAGIを連携させることで、WatchGuardの膨大なログ情報の中から重要度の高いセキュリティ情報を抽出し、ユーザー向けに分かりやすく表現された自然言語でリアルタイムに通知する。これにより、検知から内部対策フェーズへの素早い移行が可能となり、さらなるセキュリティ強化が実現するとしている。

 Secureroid MAGIは、WatchGuard UTMの脅威情報をキャッチして、Slackを利用して発生した脅威をリアルタイムに通知するクラウド型のシステム。今後は、電話通知などさまざまな連携を想定しており、WatchGuard UTMで検知したセキュリティ情報の通知のみではなく、検知情報の個別解析情報の提供、ユーザーからの質問への回答を実現する機能を有する「コミュニケーションツール」として利用できる機能も開発予定としている。

 NBRS Light版とSecureroid MAGIを含めたサービス価格は、WatchGuard対象モデルがFirebox T15(T10)の場合で年額16万円。