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NTT ComがG Suiteを販売開始、さまざまなオプションサービスやサポートと一体で提供

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、メールを中核としたGoogleのビジネスアプリケーションスイート「G Suite」を、10月5日より提供開始すると発表した。2017年6月に発表したGoogleとのパートナーシップに基づくもので、G SuiteとともにオプションサービスやNTT Comの導入サポートを一体で提供し、ユーザー企業へのスムーズな導入を支援するという。

 G Suiteは、メールやスケジューラー、ストレージ、ビデオ会議、ビジネス文書作成ツールなど、Googleのアプリケーションを一体的に提供するサービス。かつてはGoogle Apps for Businessという名称で提供されており、すでに多くの企業に導入されている。

G Suiteに含まれるアプリケーション

 NTT Comでは今回、ネットワーク接続機能、DNSサービスおよびドメイン登録代行サービス、メールの誤送信防止機能など、G Suiteの機能や使い勝手、セキュリティなどを向上させるさまざまな関連メニューを提供。こうしたオプションサービスを、G Suiteの基本機能と一括で申し込めるようにする。

 また、既存のメールサービスからの切り替えなど、導入を支援するためのメニューもラインアップするとした。導入後の故障情報やメンテナンス情報の提供を含めた運用・保守は標準で提供され、ヘルプデスクは追加料金なしで利用できるとのこと。

 NTT Comからの提供価格は、基本機能のみの提供となる「G Suite Basic」が1IDあたり月額500円。Cloud Searchやアーカイブ(Google Vault)なども利用できる「G Suite Business」が1IDあたり月額1200円。DLP、BigQueryログ解析といった機能も備える最上位の「G Suite Enterprise」が1IDあたり月額3000円となる。

 オプションサービスは、DNSサービスが月額1500円。メールアーカイブのActive! vault SSが、1IDあたり月額200円から、メール誤送信防止のActive! gate SSが1IDあたり月額300円から、カレンダー機能を強化するrakumoカレンダーが1IDあたり月額100円、など。