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ネットアップとシスコ、オールフラッシュベースの統合インフラソリューション「FlexPod SF」

 ネットアップ株式会社とシスコシステムズ合同会社(以下、シスコ)は10日、事前検証済み統合インフラソリューション「FlexPod」のラインアップにおいて、ストレージにオールフラッシュの「NetApp SolidFire」を搭載した「FlexPod SF」を追加すると発表した。

 FlexPodは、シスコとネットアップが共同で提供している統合インフラ基盤。主に、シスコのサーバー「Cisco UCS」とスイッチ「Nexus」、ネットアップのストレージから構成されている。今回提供されるFlexPod SFは、スケールアウト型のオールフラッシュ製品であるNetApp SolidFireをストレージに採用。サーバーは、Cisco UCSのうちブレードサーバーの「Bシリーズ」を利用している。

 このソリューションでは、保証されたSLAの範囲内において、単一プラットフォームで数百ものアプリケーションを確実に実行できる点が特徴。SolidFireのQoS機能により、インフラ全体の最小、最大、またはバースト時のパフォーマンスレベルについて、容量とサービス品質を個別に設定できるという。

 また、100%プログラム可能なSolidFireとCisco UCSを通じて、プロビジョニング、管理、レポートの各要素を自動化可能。SolidFireが備えるソフトウェア定義アーキテクチャ、シンプルな管理、拡張性を通じてビジネスニーズに応えるとのこと。

 さらに、柔軟性に優れているため、ユーザーは初期の設備投資を削減でき、ビジネスの成長に合わせて追加していける点も特徴で、必要なときに必要なコンピューティングとストレージの容量のみを購入できるとした。