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テリロジー、コンテナ技術を活用したセキュアソフトのセキュリティ製品を提供
2017年4月7日 16:31
株式会社テリロジーは7日、株式会社セキュアソフトと販売契約を締結したと発表した。これに伴い、コンテナ技術を用いて情報漏えい対策を行うセキュリティソフトウェア「SecureSoft i-コンテナ」「同 S-コンテナ」を4月10日より販売開始する。
セキュアソフトでは、1台のWindows PC上にコンテナ環境を生成して、メモリ、ファイル、ネットワークの各リソースをローカル環境と完全分離させ、エンドポイントからの情報漏えいを防ぐ「SecureSoftコンテナシリーズ」を提供している。
今回テリロジーでは同シリーズのうち、インターネット環境からの侵入を防ぐi-コンテナと、独立した業務専用の仮想デスクトップを提供し、情報漏えいを防止するS-コンテナを取り扱う。
このうちi-コンテナは、Windows PC上にインターネットアクセス専用のコンテナ環境を作成してローカル環境と分離する製品。インターネットから侵入しようとするマルウェアやランサムウェアなどからユーザーのローカル環境を防護することで、重要なデータの漏えいを未然に防ぐという。
一方のS-コンテナでは、Windows PC上にある重要な業務データをローカル環境から分離して、コンテナ内で暗号化する仕組み。また、コンテナ環境を搭載したPCは、ネットワーク上に設置された管理サーバーにより、USBメモリなどの外部メディア接続や、ファイルの持ち込み・持ち出しを制御することもできる。
1クライアントあたりの価格(税別)は、i-コンテナが2万5000円から、S-コンテナが5万円からで、別途初期費用や保守費用が必要になる。OSは、Windows 7/8.1/10といったクライアント、Windows Server 2012/2012 R2といったサーバーに対応するとのこと。