ファーストサーバのクラウド型レンタルサーバー「Zenlogicホスティング」、PHP7.1を選択可能に

　ファーストサーバ株式会社は、中小企業向けクラウド型レンタルサーバー「Zenlogicホスティング」において、PHP7.1の提供を3月末より開始すると発表した。

　Zenlogicホスティングは、ユーザーごとの仮想専用環境でWebやメールを利用できるホスティングサービス。OpenStackをベースに開発されたYahoo! JAPANのIaaS基盤をインフラとして利用しており、レンタルサーバーの手軽さ、使いやすさ、価格を受け継ぎつつ、より安定した環境で利用できるようにしている。

　このZenlogicホスティングにおいて、PHP7.1が新たにサポートされ、管理画面でPHP5系と選択可能になる予定。PHP7はPHP5と比較し、PHPアプリケーションの実行速度が2倍以上に高速化されるほか、メモリ使用量が少ないメリットもあるという。

　ファーストサーバでは、仮想環境で提供されるZenlogicホスティングは、一般的な共有サーバーよりもほかの利用者の影響を受けにくい特徴があることから、PHP7.1のサポートにより、WordPressなどのWebサイトを、より安定的かつ、より早く表示できるようになるとアピールしている。

　なおファーストサーバでは、「春のビジネス応援キャンペーン」として、WordPressデザインテンプレート付きのWebサイト新規作成支援や、ドメイン名の登録料が無料になるキャンペーンを、3月31日まで開催しているとのことだ。