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キーボード一体型PCの新モデルはバッテリ内蔵、テックウインドが販売

 テックウインド株式会社は1日、キーボードにPC本体を内蔵した「キーボードPC」の新モデルとして、「キーボードPC II(WKA-W10HBK)」を発表した。発売は2017年1月下旬を予定する。

 キーボードPCは、PCとキーボードを一体化した製品で、小型のタッチパッドも搭載しているため、電源とディスプレイを接続すればPCとして利用できた。しかし、ユーザーからはバッテリ内蔵へのニーズが多かったことから新モデルではバッテリを搭載し、ディスプレイさえ用意すればどこでも使えるようになったため、さらに利用シーンが広がったという。

 また、CPUがAtom x5-Z8300に変更されたほか、メモリが従来モデルの2GBから4GB(DDR3L)へ増強され、それに伴ってOSもWindows 10 Homeの64ビット版に変更されている。ストレージは従来同様32GB(eMMC)を搭載した。

 ネットワークは、無線LANがIEEE 802.11b/g/nに対応し、Bluetooth 4.0、100BASE-TX/10BASE-Tの有線LAN接続もサポートする。加えて、USB 3.0、USB 2.0、HDMI、VGA、ヘッドホンジャックなどのインターフェイスを搭載。microSDスロットも1基備えている。

 バッテリ駆動時間は約6時間。サイズと重量は、321.4×115×26.6mm、約560g。

 なお、「キーボードPC II」の価格はオープンだが、ジャストシステムではこの製品をベースにした「一太郎発売記念 keyboard PC Limited Edition」を直販サイトで予約受付開始しており、そちらは2万6784円(ジャストシステムユーザーは優待価格2万4948円、いずれも税込)となっている。