ニュース

SBPS、中小EC事業者向けのカード利用不正検知サービス「Fraud Finder」

 ソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社(以下、SBPS)は、ビッグデータ解析を用いて詐欺などの不正検知サービスを提供する、かっこ株式会社と提携し、かっこ社が提供する中小規模EC事業者向けの不正検知サービス「Fraud Finder」の取り扱いを11月1日に開始する。

 Fraud Finderは、ECショッピングサイト上で盗難などによって不正入手したクレジットカード情報を使用した「番号盗用」による注文を検知し、商品代金の未回収などの被害を未然に防ぐサービス。EC事業者は、Fraud Finderの専用ページに注文情報を入力するだけで、かっこ社のビッグデータと連動した不正審査をリアルタイムに行える。

 審査結果は、出荷について「OK」「保留」「NG」の3パターンに加え、「保留」と「NG」の場合は理由も表示されるため、結果内容をもとに出荷の可否についてスムーズに判断できる。サービスは専用ページを利用するため、EC事業者はシステム開発などの必要がなく、容易に導入できる。

 サービスの料金(税別)は、初期費用が3,000円、月額基本使用料が3000円(審査件数100件まで)。審査件数が101件以上の場合は、1件につき20円の追加料金が発生する。審査件数の上限は月3000件。

 SBPSでは、Fraud Finderの提供開始に合わせて、12月28日までにキャンペーン専用サイトから申し込みのうえ、アカウント発行が完了したEC事業者を対象に、初期費用および最長2カ月分の月額基本使用料金が無料となるキャンペーンを実施する。