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ハンドリームネット、中小規模向けのIP総合管理アプライアンス「VIPM smart」
自社セキュリティスイッチの一元管理・可視化も可能
2016年10月17日 15:47
ハンドリームネット株式会社は17日、アプライアンス型IP総合管理システム「VIPM smart」を発表した。
VIPM smartは、IPアドレスやMACアドレスの使用状況をリアルタイムかつグラフィカルに可視化し、管理・制御できるアプライアンス。ポリシー違反となる接続の状況や有害トラフィックの検知・防御状況などを可視化し、グラフィカルに把握することができる。具体的には、IPアドレスやMACアドレスの使用ユーザー登録、IP競合防止、使用期間制限(スケジュール機能)、外部訪問者のIP使用状況などの効率的な管理を行えるという。
最大の特徴は、ハンドリームネットが提供するセキュリティ機能付きレイヤ2スイッチ「SubGate」もあわせて管理・制御可能な点。SubGateのインターフェイス使用状況、有害トラフィック検知・遮断状況、詳細ログなど、SubGateの運用状況を的確に把握できるとした。
また、SubGateへの不正ログインを防止できるよう、接続日や操作内容を記録したり、使用禁止コマンドを設定したりすることも可能。さらに、IPアドレスやMACアドレス、SubGateの運用状況を組み合わせて、より高度な認証制御を行い、ネットワークのアクセスセキュリティを強化する機能も備えた。
このほか、登録IPアドレス情報や検知された有害トラフィック情報を、指定した期間単位でレポートとして自動作成する機能を搭載。どの端末からスキャンしているか、DOSやDDOS攻撃がされているかなど、ネットワーク内のどこで何が起こっているかについても、リアルタイムに管理者にメール通知するとのこと。
なお、同製品は中小企業のネットワーク規模を対象としており、1台で500端末への対応が可能となっている。価格(税別)は、アプライアンス本体が55万円、SubGateを管理する差に必要なクライアントライセンスが100ライセンスで11万円。