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ソフトクリエイト、クラウド型でセキュリティ機能を提供するマネージドサービス

 株式会社ソフトクリエイトは24日、標的型攻撃対策やメールの暗号化などを行うセキュリティサービス「PRIME GATE」を発表した。9月1日より提供開始する。

 PRIME GATEは、ソフトクリエイトのデータセンター内で標的型攻撃対策、メールの暗号化およびメールアーカイブを提供するマネージドサービス。さまざまなベンダーの製品を利用しセキュリティ機能をクラウド型で提供するので、オンプレミスで物理的なアプライアンスを導入しなくても、十分なセキュリティを確保できるという。

 具体的には、フォーティネットジャパンのUTM「FortiGate」を利用して標的型攻撃対策を行うほか、バラクーダネットワークスの「Message Archiver」を利用し、各種メールサービスと連携してメールの長期保存を実現する。また、オレンジソフトのメール誤送信対策アプライアンス「BRODIAEA safeAttach」によって、メール暗号化サービスをクラウドで利用できるとのこと。

 UTMのラインアップは、仮想タイプでFortiGateを利用する「スタンダード」、FortiGateの物理アプライアンスを選択し、レンタル提供する「カスタム」の2つを用意。重複排除機能付きのメールアーカイブサービスが利用できる「メールアーカイブ」、メール暗号化サービスが利用できる「サイファー」と組み合わせ、必要なサービスを利用できる。なおアカウント数に依存しない課金体系になっており、メール暗号化、アーカイブは運用容量のみの月額固定料金で提供するとのことだ。