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JSOL、Googleのクラウド基盤を利用したディープラーニングサービスを提供
2016年7月11日 14:57
株式会社JSOLは11日、Google Cloud Platformを活用した、A.I.(ディープラーニング)サービスを提供開始すると発表した。クラウド基盤を利用することにより、ユーザーは資産を所有することなく高速な分散並列処理が可能なため、機械学習の専門家でなくても、ディープラーニングを利用した業務の開発や改善を図れるようになるとしている。
JSOLによれば、ディープラーニングを利用した業務開発・改善を検討したい企業は増加しているものの、現状では使いこなせる人材が限られているといった理由により、利用までに至らないケースが見られるという。また、効果を追求しようとするとデータが肥大化し、システムへの性能要求が高くなり、その結果コストが膨大になってしまうため、費用対効果が予測できない点も問題とのこと。
そこで同社ではこれらの課題を解決するために、Google Cloud Platformを活用した高速分散処理や、ディープラーニングの業務適用に向けた実証実験(研究開発)を進めており、今回、そうしたノウハウを生かしてサービスを提供するとした。
ユーザー企業はこのサービスを利用することにより、専門知識を必要とすることなく、研究開発や業務課題の分析に最新のA.I.(ディープラーニング)技術を活用できるとのことだ。