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エクイニクス、フィンランドのデータセンターで57MW超の風力発電PPAを契約

 再生可能エネルギー事業者のNeoen社とProkon社は、エクイニクスと新たに電力購入契約(PPA)を締結し、フィンランドで少なくとも57MWのグリーンエネルギーを提供することを発表しました。今回の契約は、NeoenとProkonがエクイニクスと締結した3件目のPPAで、過去12カ月間に締結したLumivaaraとBjörklidenの風力発電PPAに続いての締結となります。

 このプロジェクトから発生する再生可能エネルギー起源保証は、エクイニクスがフィンランドに保有するInternational Business Exchange(IBX)データセンター全5拠点に割り当てられる予定です。

 10年間の契約によりエクイニクスは、将来Storbötet風力発電所で生産される出力と原産地保証の60パーセントを引き受けることになります。Storbötetは、フィンランドのオストロボスニア地方中部に位置するUusikaarlepyyという自治体にあり、総発電容量は少なくとも95MWになる予定で2023年に着工し、2025年に運転を開始する予定です。風力発電所で発電された電力は、国内の送電網に注入されます。Neoenは本プロジェクトの80%の株式を保有し、残りの20%はProkonが保有しています。

ニュース提供元:データセンターカフェ

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