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Google、カナダと日本を結ぶ太平洋横断海底ケーブル「Topaz」を発表

カナダと日本を結ぶケーブル

 Googleはアジアとカナダを結ぶ史上初の海底ケーブル「Topaz」を発表しました。

 この海底ケーブルはGoogleがカナダと日本の現地パートナーの協力を得て建設したもので、バンクーバーからバンクーバー島西岸のポート・アルバーニまで、さらに太平洋を横断して日本の三重県と茨城県を結ぶ予定です。ケーブルシステムは2023年に完成する予定です。

 Googleはこの海底ケーブルにより、検索、Gmail、YouTube、Google CloudなどのGoogle のサービスへの低レイテンシアクセスを提供するとともに、日本やカナダのさまざまなネットワーク事業者向けにこの地域の容量を増やすことを意図しています。

 ケーブル自体は16対のファイバーを収容し、合計で毎秒240テラビットの容量を実現する予定です。このケーブルは、波長選択スイッチ(WSS)をサポートしており、光ファイバーペアのスペクトルを効率的かつソフトウェア的に切り分け、柔軟なルーティングと高度な耐障害性を実現します。

ニュース提供元:データセンターカフェ

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