特別企画
Excelでのビッグデータ分析はこんな感じに!~マイクロソフトがデモ披露
2月上旬発売の「Power BI for Office 365」
(2014/1/31 06:00)
日本マイクロソフト株式会社は30日、ビッグデータ関連製品の説明会を開催。Excelでビッグデータ分析ができる「Power BI for Office 365」のデモを披露し、使い慣れたインターフェイスで「Bring Big Data to ONE BILLION People(ビッグデータの民主化)」を実現すると自信をのぞかせた。
「Power BI for Office 365」は、2013年夏に「Worldwide Partner Conference」で発表されたビッグデータ関連製品だ。「Office 365 ProPlus/Office Professional Plus 2013」の新機能として追加された、Excelで簡単・強力にビッグデータ分析を行うためのアドイン「Power Query」「Power Pivot」「Power View」「Power Map」と、分析したデータを共有・活用するためにクラウドで提供される「Power BIサイト」「Power BI Q&A」、およびモバイルからのアクセスを実現する「Power BI Windowsストアアプリ」で構成される。
各機能を簡単に紹介すると、「Power Query」はWeb、ファイル、データベースなどからデータをExcelに引っ張ってくるもの。TwitterなどのSNSや、Web上で公開されている統計情報など、さまざまなデータが活用できる。
「Power Pivot」はセルフサービス型のデータモデリング機能。各種データ同士のひもづけなどを行う。「Power View」は実際に分析を行うための作業スペース。強力なグラフ描画機能を備え、タッチ操作にも対応する。「Power Map」はデータをBing Maps上に表示する機能だ。
「Power BIサイト」は分析したデータを共有する機能。SharePointの技術などが利用される。「Power BI Q&A」は自然言語によるデータ検索機能。データを作成し共有した後に、そのデータを簡単に再利用できるようになる。
国内では2014年2月上旬に発売される。価格は月額33ドル~52ドル/ユーザーほどだ(キャンペーンとして月額20ドル/ユーザーで提供されるプランもある)。