ニュース

マイクロソフト、「Power BI for Office 365」を提供開始

始めよう、Excelでビッグデータ分析

 日本マイクロソフト株式会社は26日、Excelでビッグデータを分析できる「Power BI for Office 365」の提供を開始した。

 ビッグデータを分析するために「Office 365 ProPlus/Office Professional Plus 2013」に追加されたアドイン群や、分析結果をクラウドで共有・検索する「Power BIサイト」「Power BI Q&A」などで構成される。

 ファイル、各種システムやデータベース、Web、SNSなどさまざまなデータソースから手軽にデータを持ってきて、Excelのインターフェイス上でさまざまなデータを分析・グラフ化できる。

 マイクロソフトはExcelの使い勝手を武器にビッグデータ分析市場へ参入し、「Bring Big Data to ONE BILLION People(ビッグデータの民主化)」を目指している。

 Office 365 Enterpriseを利用中のユーザーは追加でライセンスを購入することなく、Excelアドインを利用可能。さらにPower BI for Office 365を併用することで、Office 365上のBIポータルや自然言語による検索や、モバイル対応などの機能が利用できる。

 価格は、「Power BI for Office 365」(E3/E4契約者向けアドオン)が6月30日までのキャンペーン料金として1640円/月。(SharePoint Online(プラン2)Yammer機能付き)が3290円/月。(SharePoint Online(プラン2)Yammer機能付き)+Office 365 ProPlusが4450円/月。

川島 弘之