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Citrix、Sanbolicを買収

報道発表資料
2015年1月20日

シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社

Citrix、Sanbolicを買収
Sanbolicのコアテクノロジーにより、アプリケーション配信およびVDI展開での
ストレージコストや複雑性を大幅に削減

Citrix (NASDAQ: CTXS) は1月12日 (米国現地時間)、ワークロード指向のストレージ仮想化分野におけるイノベーターおよびリーダーであるSanbolicを買収したことを発表しました。Sanbolicのテクノロジーを利用することにより、お客様はSoftware Defined Storage の実現が可能になり、ストレージの負荷分散やアプリケーションの可用性を改善できるほか、高いパフォーマンスのエンドユーザーエクスペリエンスを提供し、あらゆるメディアタイプ(NAS、SAN、サーバーサイド、クラウド環境におけるSSD、フラッシュ、ハードドライブ)を通じて、アプリケーション特有のワークロードの配信を最適化することができます。

Sanbolicが提供する堅牢なインフラストラクチャテクノロジーを、XenDesktop、 XenApp、XenMobileなどのCitrix製品と統合することにより、Citrixは差別化されたソリューションを幅広く開発できるようになります。これらのソリューションにより、Windowsアプリケーション配信や仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)の展開で必要となるコストや複雑性を大幅に削減できます。

また、Sanbolicのテクノロジーを利用することにより、複数のロケーションや複数のクラウドにわたり地域分散することができるほか、リニアで予測可能な方式でのスケールインおよびスケールアウト、プロビジョニングや管理の簡素化、全体的な効率性の向上を実現できます。

Sanbolicのチームは直ちにCitrixの組織に加わります。買収の条件は公表されていません。

■アプリケーション配信やVDIで必要となるインフラストラクチャおよびストレージの複雑性を最小化

企業は、サービス品質の強化されたプラットフォームを通じて、ワークロードのSLA (サービス レベル アグリーメント) を保証しながら、仮想アプリケーションやVDIを企業全体に展開できるようになります。しかし、サーバーのハードウェアやソフトウェアのライセンスにかかるコストについては十分理解されているものの、コスト効率の良いシームレスな実装を行う際、多くの場合、ストレージが最大の障壁となります。

Sanbolicの買収により、Citrixは、価格、性能、エクスペリエンス、セキュリティ、柔軟性に優れた新しいソリューションを展開できるようになります。他社ソリューションとは異なり、Citrixが提供するハイパーコンバージド ソリューションでは、オンプレミスでもクラウド環境でも、既存のストレージ、ネットワーキング、コンピューティングインフラストラクチャを利用することができます。

既に200社を超えるCitrixの顧客が、XenAppおよびXenDesktop のノンストップ稼働およびジオクラスタリングにSanbolicのテクノロジーを利用しています。Citrixは今後も、多くの戦略的テクノロジーパートナー、システムインテグレーター、チャネルコミュニティと連携し、これらのストレージソリューションをお客様に提供します。また、Citrixのストレージパートナー (英語) と連携することにより、最適化されたストレージソリューションを幅広く提供します。