プレスリリース

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システムサポート、岸和田高校に「iPad」アプリケーション作成教材を提供

報道関係者各位

2013年6月13日
株式会社システムサポート

システムサポート
岸和田高校に「iPad」アプリケーション作成教材を提供

 株式会社システムサポート(本社・石川県金沢市、代表取締役社長・小清水良次、以下STS)は、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されている大阪府立岸和田高等学校(以下、岸和田高校)に、同校の「課題研究」科目の学習教材として、iPadアプリケーションを作成するハンズオン教材を提供しました。

●背景
 SSHの指定校である岸和田高校は、SSHの研究テーマとして「科学の温故知新」を掲げています。その一環で、最新の科学技術を吸収した研究成果の一つとして、「iPad」アプリケーションを検討していました。その中で、専門的な知識が必要となり、当社のiPadのアプリケーション作成教材を既に導入した大阪府下、有名私立高校から紹介を受け、教材を採用するに至りました。

●教材の特長
 このような動向の中でも、多くのタブレット端末アプリケーションの作成教材は、まだ専門性が高い大学や企業がターゲットの中心でした。そのため、当社では高等学校をターゲットとし、専門知識がなくても学習することが可能な教材を開発しました。
1)教材の内容
・サンプルプログラムを作成しながら学ぶハンズオン教材で、「ストップウォッチ」や「じゃんけんゲーム」など高校生が親しみやすい題材を採用
・教材テキストは、iPadで閲覧可能な最新の電子書籍形式iBooksを採用。テキストを拡大・縮小できるだけでなく、動画も再生でき、難解なプログラミングをわかりやすく解説
・限られた授業時間にて効率的に学ぶため、アプリケーションのテンプレート(雛形)を収録

2)教材の効果
・iPadにて動作する簡単なアプリケーションを1から自分で作成する技術が身に付く
・早くアプリ作成技術を習得した生徒が、他の生徒を教えることでお互いに学びを深められる
・アプリ作成過程でのつまづきや気づきを経て、最後まで完成させることで、達成感を味わうことができる

 今回、iPadアプリケーション教材を使った授業科目は「課題研究」で、大学のゼミのようにテーマごとに分かれた20名弱の少数クラスにて、1年間かけて、生徒がそれぞれ自主的に成果物を作成します。生徒はiPadアプリケーション作成など、デジタル技術の活用方法を高校2年の春に集中的に学習し、それを活かして研究成果を作成・発表し、最終的には下記のような取組を行うことが狙いです。
・大学との連携(AO入試改善による生徒の学習内容の適切な評価、大学からSSH指定校への研究者・技術者の派遣、大学・研究機関における体験授業の実施等)
・地域の他の高校への成果の普及(地区合同発表会の参加、SSH指定校主催の活動への参加)
・研究機関、民間企業との連携

今回の「iPad」アプリケーション作成教材にて、専門知識を持たない高校生が技術を習得し、論理的思考力を養うことができました。この技術と経験を活用し、生徒は今後、SSHの「科学の温故知新」テーマの下、自主的に課題を進めていくことになります。

注:SSHとは:
科学技術系の人材の育成を図る目的で、科学技術、理数系教育に関する研究開発を実施する高校を文部科学省が指定するもの。高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育む取組も行っています。

●システムサポートについて
1980年の会社設立以来、ITを活用したシステムの企画から開発、運用・保守までのサービスをワンストップで提供するだけでなく、オリジナル製品である建て役者(工事管理ソリューション)や、クラウド工房 powered by AWS(クラウドソリューション)の提供、さらにはIT技術者の教育まで、お客様のICT環境を支援するサービスを幅広い業界で提供しています。弊社がこれまで培ってきた豊富な経験とノウハウ、そして6年連続ORACLE Award受賞(日本オラクル社)に裏づけされた高い技術力、高品質なサービスにより、お客様のご要望にあらゆる側面から強力にサポートします。