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テラスカイ、Salesforceのフォームを自在設計できるSkyVisualEditorをバージョンアップ

2012年6月7日
株式会社テラスカイ

- Salesforce のフォームを自在設計できる世界で初めてのツール-
テラスカイ、SkyVisualEditorをバージョンアップ

~タブ機能により複数画面を1画面内で切り替え表示し、
C/S型システムに近い形で表示~

 クラウド・インテグレーションとシステム連携に特化したサービスやソフトウェア開発を行なう株式会社テラスカイ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐藤 秀哉、以下テラスカイ)は、Salesforce CRM、Force.comの画面を自在に作ることができるツール「SkyVisualEditor」*に新たな機能を追加し、7月1日(日)より提供開始します。

*「SkyVisualEditor」は、2007年8月のサービス開始当初より「SkyEditor」と呼称していたサービスと同一のものです。2010年10月にSaaS 型のサービスパッケージとして「SkyVisualEditorV2.0」を提供し、今回のバージョンアップで「SkyVisualEditorV2.4」となります。

【バージョンアップの背景】
 Salesforce CRM、Force.comを初めとするクラウドサービスの導入が進み、幅広い業務システムのクラウド上への移行が加速しています。当社では、Salesforce CRM、Force.comの画面を自在に作ることができるツール「SkyVisualEditor」を提供し、ユーザ企業が求める可用性の向上を進めてきました。
 その中で、多くの企業から、「FileMakerやAccess、Visual Basicで開発されたクライアント/サーバー(C/S)型システムでの入力画面を、Salesforceに再現したい」といった要望が寄せられるようになりました。これは、C/S型システムのサーバー運用や保守、クライアントPCへのインストール、さらに、バージョンアップの再配布や対応OSの問題といった、その維持や管理コストの負担からクラウドへの移行を検討する企業が増加していることが要因です。
 今回のバージョンアップでは、そのような企業の要望に応えるため、多くのC/S型システムで採用されているタブ機能を実装しました。
 このタブ機能の搭載により、複数の画面を1つの画面内で切り替えて表示するタブが使用可能になり、画面内に多くの情報が存在する場合、コンパクトに表現できるようになります。C/S型システムからの移行時に既存画面に近い画面を再現することも可能となります。

【その他のおもな新機能・改良点】
●新機能

1.レコードタイプ、プロファイルによる画面割り当て「一部門だけ、SkyVisualEditorを使った高機能画面を使いたい」といった、Salesforce標準画面とコーディングが必要な高機能画面の共存を望む要望に対応し、レコードタイプ、プロファイルによる画面割り当て機能を追加しました。Salesforce標準機能では、標準ページと並行して、Visualforceでコーディングした高機能画面を割り当てることができなかったためです。これにより、最小限のリソースでハイブリットな画面利用を実現できます。

2.Chatter機能により、関係者間での状況把握、情報共有が可能に主オブジェクトに紐づくChatterフィードを画面の好きな場所に配置できるようになりました。Salesforceの標準画面は、フォローするすべてのフィードをタイムラインとして見るか、特定のレコードのフィードを画面上部の特定の位置で見るかのどちらかを選択する必要がありました。このChatter機能により、特定のレコードの好きな位置にChatterフィードを配置することができるため、画面に表示している取引先や商談等の情報を参照しながら、関係者間での状況把握、情報共有がより容易にできるようになります。

●改良点

 また、今回のバージョンアップでは、個々のユーザの声を反映し、より使いやすく、自由度の高いサービス提供を目的とした下記のような機能改善も行っています。

1.保存・更新しないテーブルを配置可能に指定したテーブルのデータを“保存しない”設定をすることが可能になりました。新規画面、又は編集画面として画面を作成した場合、保存時に画面上に表示されている全てのデータに対して保存処理、又は更新処理を実施していました。しかし、一部テーブルは更新対象外にしたいという要望に応えるために、この指定を設定できるようになりました。

2.参照項目も計算項目の対象にデータ保存の前に、画面上の値変更時に計算ができる計算設定に、参照項目も使用可能になりました。
例えば、 “「単価」×「数量」=「金額」” のような計算設定をした際、既存バージョンの機能では全ての項目が入力項目である必要がありました。今回の対応により、「単価」、又は「数量」を参照項目にすることが可能になるため、編集権限を付与できない項目についても計算設定ができるようになりました。

すべての追加機能については、テラスカイのホームページ
http://www.terrasky.co.jp/skyvisualeditor/releasenote/skyvisualeditor_releasenote_v240.pdf
にてご覧いただけます。

【SkyVisualEditorのサービス概要】
これまで、Salesforceの画面は、シンプルな基本サービス内の機能で作成するか、SI事業者などプロフェッショナルな技術者へ開発依頼することが一般的でした。標準サービスの画面は、最大2列のデータ表示で、文字色、サイズの変更ができない、一画面で複数データの入力ができないなど、複雑な画面を設計するには不便でした。また、SI事業者への委託でも、フォーム構築には、時間やコストが膨大にかかるなど、初期費用が安価で、すぐに利用できるサービスとして人気のSalesforceを活用しながら、大きなコスト負担が強いられていました。こうした問題を解決するツールとして、SaaS型サービス「SkyVisualEditor」を開発・サービス提供しています。「SkyVisualEditor」は、コーディングすることなくマウス操作だけで、Salesforceの入力・参照フォームを作成することが可能です。画面開発のニーズが高い画面のテンプレートを用意しており、ウィザード形式で簡単、迅速に画面作成できます。背景画像を使うことにより、帳票やシステム移行前と同じ画面をSalesforce上で表示するなど、Salesforceの画面作成を大幅に簡略化できるツールです。

<株式会社テラスカイについて>
 テラスカイは、クラウドとシステム連携を核とするソフトウェア開発・コンサルティング事業等を行なっています。創業時よりセールスフォース・ドットコム社のコンサルティングパートナーとして、多くのお客様への導入サービスを行なってきました。その実績により培ったノウハウを基に、お客様の業務効率を高める革新的なソリューションを提供しています。テラスカイの詳細は( http://www.terrasky.co.jp/ )にてご覧いただけます。

※本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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2012/6/7 18:30