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OKI、初期投資を抑えて電話サービスを導入できる「EXaaS 音声クラウドサービス」の提供を開始

2011年11月17日

沖電気工業株式会社
沖ウィンテック株式会社


オフィス規模に関わらず初期投資を抑えて電話サービスを導入できる「EXaaS(TM) 音声クラウドサービス」の提供を開始

OKIは、クラウドコンピューティングサービス「EXaaS(TM)(エクサース)」のメニューの一つとして、国内トップクラスの実績をもつPBXの技術を使用したクラウド型電話サービス「EXaaS 音声クラウドサービス」(共同利用型およびプライベート型)の提供を本日より開始します。本サービスは、自社に設備を保有せずにIP-PBXシステムを利用したいお客様が、オフィスの規模に関わらずお客様の環境に必要なPBX機能を柔軟に選択できる、本格的な音声のクラウドサービスです。システム構築と保守・運用管理については、共同利用型はOKIグループの通信事業分野で構築・保守を行うOKIウィンテック(社長:紀陸 保史、本社:東京都品川区)が、プライベート型はOKIが実施します。本サービスの提供開始は12月中旬を予定しています。

OKIは「EXaaS」を、主にデータ系のIT投資コストの最適化を実現するクラウドサービスとして2010年11月より展開し、導入支援コンサル/開発/調達・構築/運用サポートまでをカバーした、トータルなITライフサイクルマネジメントを提供してきました。音声系については、IPベースのPBXシステムによる柔軟なコミュニケーションスタイルの実現を目指すお客様に対し、IP-PBX「SS9100」「DISCOVERY01」をはじめとする多彩な商品を、お客様の自社内に構築するインハウス型システムとして販売してきました。

近年、景気動向の影響により設備投資を抑制する企業が増えています。そのため、IP-PBXシステムにおいても、初期投資が少なく、運用・管理コストを削減しながらも、オフィス形態に適したPBXの機能を十分活用でき、組織変更などによる内線/外線の増減にも柔軟に対応できるサービスが求められています。また、災害時における事業継続(BCP対策)の観点から、安全・安心なデータセンターに設置された設備をサービスとして利用したい、さらには事務所移転により一時的に利用したいというお客様のニーズも増えています。

OKIでは、こうしたお客様のニーズに応えるため、PBXベンダーによる本格的なサービス事業として、PBXへの多様な要望を満たしながらも高い信頼性を実現するクラウド型電話サービス「EXaaS 音声クラウドサービス」の提供を開始することにしました。OKIのIP-PBXがもつ多彩な機能を利用することでお客様の要望にも柔軟に対応でき、さらにIP-PBXを自社内に構築する場合と同等の保守・運用サービスをご提供します。

OKIは今後も、「EXaaS」のサービスメニューを順次拡大し、安全・安心に利用できる高度なクラウドサービスによって、多様化するニーズにお応えしながら、お客様のIT投資コストの最適化を実現していきます。

■「EXaaS 音声クラウドサービス」の提供形態

本サービスは、お客様のニーズやオフィスの規模に応じて次のように提供します。

・共同利用型(中規模オフィス、500~1,000ポート)
不特定多数のお客様にクラウドプラットホームを利用してIP電話サービスを提供します。基本サービスがあらかじめ定められており、短期間での導入が可能です。1ポートあたり月1,200円(定額)と低価格でご利用いただけます。中規模オフィス(内線/外線を合わせ500~1,000ポートが目安)のお客様に最適です。

・プライベート型(大規模オフィス、1,000ポート以上)
特定のお客様専用の環境を自社内もしくは外部データセンターなどに構築します。このため、お客様のご要望に応じた柔軟なカスタマイズが可能で、FMCサービス(注1)やNGN音声サービスなどを利用することも可能です。大規模オフィス(内線/外線を合わせ1,000ポート以上が目安)のお客様に最適です。本サービスはお客様のご要望に合わせてシステムインテグレーションするため、個別にお見積りします。

※本サービスは「EXaaS」のメニューの1つとして提供するため、金融業界で培った高いセキュリティ技術を活かし、スマートフォンをIP内線電話として利用できる「EXaaS Mobile Desk」(注2)との連携や、IaaS(注3)/PaaS(注4)のような他のITサービスも含んだトータルサービスとしての提供も可能です。

■販売計画

開始時期 2011年12月中旬

販売目標 今後3年間で30億円(共同利用型とプライベート型の合算)

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2011/11/18 06:00