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IIJ、ASP型でFXシステムを提供する「IIJ Raptorサービス」において、取引所CFDに対応開始

株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 幸一、コード番号:3774 東証第一部)は、ASP型でFXシステムを提供する「IIJ Raptorサービス」において新たに、東京金融取引所の取引所株価指数証拠金取引(取引所CFD)「くりっく株365」に対応を開始し、新サービス「IIJ Raptorサービス/ CFD対応サービス」として、本日より提供を開始します。

IIJ Raptorサービスは、一つのプラットフォームでくりっく365、大証FX、OTCの3市場に対応したIIJ独自開発のFX取引システムを提供するASP型サービスです。ハイブリッドメモリデータベースを採用し、毎秒1,000件以上の約定処理を実現できるほか、従来のシステムでは一分程度の値洗い処理を一秒程度まで短縮することができます。さらに利用者向けにWeb、モバイル、注文取引に特化したリッチクライアント(クライアントソフトウェア)の3種類を取引ツールとして標準で提供するなど、業界最新のFXシステムを提供します。

今回提供開始するIIJ Raptorサービス/ CFD対応サービスでは、IIJ Raptorサービスのプラットフォーム上で、東京金融取引所に上場する取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」に対応したシステムをASP型で提供します。同一のプラットフォームを利用することで、IIJ Raptorサービス同様の高速で安定した取引システムを取引所CFDでも利用できるほか、FXと取引所CFDの両方を取り扱う事業者にとって、複数商品のシステムを同一のインタフェースで簡単に一括管理することが可能となります。

第一号ユーザとして、カブドットコム証券株式会社様(カブドットコム証券、本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長:齋藤 正勝)が2011年11月2日より取り扱い開始予定の取引所CFD向けのシステムとして、IIJ Raptorサービス/ CFD対応サービスを提供します。カブドットコム証券様ではすでに、IIJ Raptorサービスを利用してくりっく365を提供するFXサービスを開始しており、IIJ Raptorサービスのシステムの高速性や取引チャネルの豊富さ、先進的なユーザインターフェイスや独自機能、IIJバックボーンを活かしたシステムの安定性などを高くご評価いただいております。今回、同一プラットフォームで新たに取引所CFDシステムを利用できるコストメリットや、利用者が同一のユーザインターフェイスと統一した操作性でくりっく365、くりっく株365を売買できる点をご評価いただきました。

FX市場は2007年以降成長を続けておりますが、今後は取引期限がなく、ほぼ24時間取引ができるなどのメリットがあるCFDの市場がさらに拡大することが期待されています。IIJでは業界に先駆けて取引所CFDに対応したASPサービスを提供することで、これから取引所CFDを取り扱う証券会社、FX事業者、ネット証券会社などに対して、業界最新のシステムを安価に提案してまいります。また今後、IIJ Raptorサービスのプラットフォーム上で、様々な金融商品の取り扱いを検討してまいります。

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2011/11/1 13:45