日本最大級の高速道路情報サイト「ドライブプラザ」をプライベートクラウド環境に移行
Press Release
日本最大級の高速道路情報サイト「ドライブプラザ」をプライベートクラウド環境に移行
~統合ハイブリット型クラウドの提供により、最適なシステムインフラを実現~
ソフトバンク・テクノロジー株式会社(代表取締役社長:石川憲和、本社:東京都新宿区、以下 SBT)は、東日本エリアの高速道路の管理運営・建設、サービスエリア・パーキングエリアの運営を手掛ける東日本高速道路株式会社(代表取締役会長兼社長:佐藤 龍雄、本社:東京都千代田区、以下 NEXCO東日本)が運営する「E-NEXCO ドライブプラザ(以下ドラぷら)」サイトのインフラを、SBTが構築したプライベートクラウド環境へ移行しました。
NEXCO東日本は、日本最大級の高速道路情報サイト「ドラぷら」を2006年より運営し、高速料金検索やサービスエリア情報、ショッピングやコミュニティといった高速道路に関わる様々な情報を提供しています。
提供する情報の特性により季節や制度変更のタイミングに応じてアクセス数に大きな変動を受ける一方、ピーク時の処理を前提としたスペックのインフラでは通常時はオーバースペックとなってしまうという課題がありました。
今回「ドラぷら」のインフラをプライベートクラウド環境に移行するにあたり、SBTは占有型フルマネージドのクラウドサービスと、SBTのクラウドインテグレーションサービスを組み合わせたハイブリット型のプライベートクラウド環境を提供しています。
これによりアクセス数の急増にも柔軟な対応が可能となり、さらに、セキュリティ対策やWebアクセス解析ツールをクラウド環境と組み合わせることで、サイトの信頼性の強化、およびサイトの利便性・収益性の向上への対応も図れることが採用の大きな決め手になりました。
この度の「ドラぷら」インフラ環境のクラウド化にあたり、NEXCO東日本の山村幹雄氏は次のように述べています。「プライベートクラウドの高度なインフラをベースに、セキュリティやアクセス解析といった個別の要件を実現できるようになっているので、クラウドとオンプレミスのいいとこ取りをしたようなシステムが実現できました。システムインフラの信頼性が高まり、安定的な稼働環境を得たことにより、今後はユーザの利便性や収益性の向上にもより注力していきたいと考えています。」
本事例は、SBTの掲げる事業領域「Cloud Enabling(R)」における、お客様の安心で快適なクラウドサービスへの移行と利用を実現させる「Cloud Service Integration」領域での先進事例となります。SBTは今後も、クラウドビジネスの隆盛期を切り拓くサービスインテグレーターとして蓄積されたノウハウ、技術力を基に、NEXCO東日本の「ドラぷら」サイト運営のトータル支援を進めてまいります。
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