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NECがタイで最大規模のアマタ工業団地においてSaaS型のクラウドサービスを提供

2011年7月11日
報道関係各位

日本電気株式会社


NECがタイで最大規模のアマタ工業団地において
SaaS型のクラウドサービスを提供

 NECはこのたび、タイ・ベトナムにおいて工業団地の開発・管理ビジネスを行うアマタコーポレーション(本社:バンコク、代表:Dr. Wissanu Krea-Ngam)と共に、タイのアマタ工業団地の企業向けにSaaS型のクラウドサービスを展開していくことで合意しました。サービスの提供開始は、本年7月中旬を予定しています。

 アマタコーポレーションは、タイにおいて最大規模の「アマタ・ナコーンタイ」と「アマタ・シティ タイ」の2つの工業団地を所有しており、総面積は約46000k㎡、企業数は650社にのぼります。このたびの合意により、NECは、アマタコーポレーションの支援を受けながら、工業団地内の企業に対し、Web会議やグループウェア、人事給与などの様々なアプリケーションをデータセンターからSaaS型で提供します。

アマタコーポレーションは、これまで電力や水道などのサービスを工業団地内の企業に提供してきました。また、NECは、NECタイを通じてアマタ工業団地の企業に、PBX、サーバー、ERPパッケージなどを始めとするICTソリューションを提供してきました。このたびの協業により、アマタコーポレーションは企業へのサービスメニューの拡充が実現し、NECは新たなクラウドサービスビジネスの展開と販路の拡大が可能となります。

 NECは、初年度に約30社の企業へのサービス提供を目指します。また、SaaSのみならず、IaaS、DaaS、PaaSなど、サービス内容の拡充を行っていきます。

 昨今、IT投資の平準化やシステムのTCO削減のニーズが強まり、SaaSを含めたクラウドサービスに対する関心が高まっています。こうした背景を受けてNECは、システム構築事業に加え、「クラウド指向サービスプラットフォームソリューション」を始めとするサービス事業を進めています。NECはこのたびのアマタコーポレーションとの協業ノウハウを活かしながら、他のアジア諸国においてもクラウドサービスを展開し、国内外におけるクラウド事業の拡大を目指します。

以上

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2011/7/11 17:00