三井情報、松竹マルチプレックスシアターズへクラウド型省エネルギーマネジメントサービス“GeM2”を導入
三井情報株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:下牧 拓、以下:MKI)は、株式会社松竹マルチプレックスシアターズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中島 厚、以下:MOVIX[ムービックス])にMKIが提供するクラウド型省エネルギーマネジメントサービス“GeM2(ジェムツー:Green energy Management by MKI)”を導入したことを発表します。MOVIXが運営するシネマコンプレックス(※1)のうち10店舗へGeM2を導入し、映画館内における空調費削減を実現します。
【GeM2導入の背景】
MOVIXでは数年前よりシネマコンプレックスの設備運用費削減に取り組んでおり、光熱費の約半分を占める空調費を削減することが課題となっていました。シネマコンプレックス設備では、お客様に快適な環境を提供することもサービスのひとつであることから、快適な環境を維持しながらコスト削減を進めることが課題でした。
【GeM2選定の理由】
MOVIXでは、3ヶ月間にわたりシネマコンプレックス内の空調・CO2濃度コントロールをGeM2の自動制御で試験運用した結果、以下の効果を確認し導入を決定しました。
1.空調費の削減:
リアルタイム監視によるきめ細かな空調・CO2コントロールにより、従来の運用方法で要したコストと比べ10~30%の空調費削減効果を確認。
2.空調管理工数の削減:
従来は館内スタッフが手動で行っていた空調・CO2コントロールを自動制御運用することで、空調設備管理に要していた工数を削減。
3.短期間かつ低コストでの導入:
既存の設備を活用しGeM2サービスへ接続することが可能。また、クラウド型でサービス提供するため、短時間かつ低コストでの利用が可能。
今後、MOVIXでは“GeM2”による運用店舗を徐々に増やし、新規に建設するシネマコンプレックスへGeM2”の導入を検討していく予定です。
以 上
【GeM2 サービスについて】
MKIが提供する“GeM2”は、空調を遠隔から自動制御することで省エネルギー化によるコスト削減を実現するクラウド型省エネルギーマネジメントシステムです。空調設備メーカーや、エネルギー種別(電気・ガス)に依存せず、既存の空調設備を有効活用することができるため、短期間、低コストでの導入が可能となります。また、リアルタイムでの自動制御が可能であるため温度変化が生じやすい環境でも柔軟に制御を行い、無駄なくエネルギーを活用することができます。
製品ホームページ: http://biz.mki.co.jp/solution/saas/gem2/index.html