マイクロソフト プラットフォーム上に電波状況のリアルタイム分析と表示を可能にするソフトバンクモバイルの地理情報システム/位置情報関連サービスを構築
2010年10月5日
■最新導入事例マイクロソフト プラットフォーム上に
電波状況のリアルタイム分析と表示を可能にする
ソフトバンクモバイルの地理情報システム/位置情報関連サービスを構築
~パブリッククラウドサービスWindows Azure(TM) platformと連携し、
高トランザクション処理を実現~
マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、以下マイクロソフト)は、ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、以下ソフトバンクモバイル)によって、最新データプラットフォーム Microsoft(R) SQL Server(R) 2008 R2 Enterprise を基盤に、電波状況の分析により適切な基地局設置などの対策を迅速かつ正確に実施可能なWebベースの地理情報システム(GIS)/位置情報関連サービス(ジオメディアサービス)が構築されことを発表します。本システムは、ソフトバンクモバイルが進める「電波改善宣言」の基地局倍増プロジェクトの一環として、2010年10月1日より運用が開始されています。
なお、本システム構築にあたっては、米国マイクロソフト コーポレーション本社の開発部門が直接データベースシステムの最適化を支援、システムの安定稼働を実現しています。
本システムは、ユーザーから携帯電話やTwitterなどで直接寄せられる電波改善要望を、ソフトバンクモバイル社内に蓄積した各種データと照合し、迅速かつ正確な電波状況を分析、地図サービスBing(TM) Maps上に視覚的に表示する事で、基地局の設置等の改善計画策定を支援する事を目的に、9月に導入されたものです。さらに、今般、同システムと連携して、電波状況を一般公開する機能を追加しました。
これにより、ソフトバンクモバイルは、適切な基地局設置などの改善施策を迅速に展開し、電波状況を改善することが可能になり、安定した電波状況での通話および通信を実現します。また、ソフトバンクモバイルユーザーは、直接電波状況や基地局の設置などの改善対策の進捗を調べる事が可能になります。
ソフトバンクモバイルは、本システム稼働にあたり、ソフトバンクテレコム株式会社が提供するホワイトクラウド上にWindows Server(R) 2008 R2 Hyper-V(TM)を活用して構築したプライベートクラウドと、マイクロソフトのパブリッククラウドWindows Azure(TM) platform を連携させ、大容量データ処理を実現する高トランザクションミッションクリティカル基盤を構築しており、マイクロソフトは、引き続きシステムの安定稼働と拡充によるサービス品質向上を支援していきます。
◆マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。
マイクロソフト株式会社 Webサイト
< http://www.microsoft.com/japan/>
マイクロソフトコーポレーション Webサイト
< http://www.microsoft.com/>
*Microsoft、SQL Server、Bing、Windows Server、Hyper-Vおよび Windows Azureは、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国に おける登録商標または商標です。
*Windows の正式名称は、Microsoft Windows Operating System です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。