日立コンサルティング、iPad/iPhoneを活用した業務改革コンサルティングサービス開始
~業務改革のテンプレートを活用し、短期間で運用開始~
株式会社 日立コンサルティング(本社:東京都港区港南、代表取締役 取締役社長:芦邉洋司)は、9月28日、「iPad/iPhone活用によるビジネス・イノベーション・サービス」を開始しました。
現在、iPad/iPhoneを業務用情報端末として使うことへの関心が高まっていますが、導入効果が期待できる具体的な活用方法が分からない、必要となるインフラ整備が困難などの理由で、導入に踏み切れない企業が多いことから、日立コンサルティングではこうした企業のニーズに応えるため、iPad/iPhoneを活用した業務改革コンサルティングサービスを開始しました。
本サービスでは、直感的で柔軟なユーザインターフェースがあり、高性能な通信機能を備え、携帯性にも優れているなどのiPad/iPhoneの特長を活かした業務改革を提案します。具体例として、①営業の業務領域においては、営業活動の統制と分析高度化のために顧客対応履歴や営業マンのスケジュール・実績の管理、効率的なプレゼンテーションツールの実装、②製造業の生産・加工工程などにおいては、ラインの生産性向上のために作業指示のビジュアル化や進捗データ管理の精緻化、③その他、販売、保守・カスタマーサービスなど、様々な業務領域において構築が可能です。
今回提供開始する「iPad/iPhone活用によるビジネス・イノベーション・サービス」は、運用開始まで最短で1カ月という導入期間、iPad/iPhoneを活用した業務改革のパターン別のテンプレートを用いた構想策定、アプリケーションや通信環境のカスタマイズ構築といった3つの特長があります。本サービスの適用により、ユーザビリティの向上を実現するとともに、単なる端末の個別適用を超えた導入効果が期待できます。
本サービスは全体で6つのフェーズ(構想策定/要件定義/設計/開発/テスト/運用)に分かれており、フェーズごとに希望のメニューを選ぶことも可能です。第一フェーズである構想策定では、情報システムを短期間で効率良く構築する手法として開発された日立グループの業務改革方法論「HIPLAN」をベースにしたテンプレートを用います。
具体的には、「HIPLAN」上の業務区分(製造業の場合、調達/製造/輸配送/販売/保守など)に対し、iPad/iPhoneの機能(ストレージ、カメラ、GPS、センサー、マルチタッチディスプレイなど)を照らし合わせ、業務改革が可能なポイントを明確にします。これにより、企業は自社では予測しきれなかったiPad/iPhoneの活用ノウハウを得られ、導入の効果を高めることができます。