プレスリリース

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アライドテレシスのデータセンタースイッチ「AT-DC2552XS」、ファームウェアバージョンアップ


Top of Rack データセンタースイッチAT-DC2552XS、
ファームウェアバージョンアップで機能強化

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 大嶋章禎)は、Top of Rack データセンタースイッチ「AT-DC2552XS」のファームウェアをバージョンアップし、新たにAMF機能、バーチャルシャーシスタック(VCS)機能、ルーティング機能に対応したファームウェア「AlliedWare Plus (AW+) Ver.5.4.4A-0.1」をリリースしました。あわせて、新製品フューチャーライセンス「AT-FL01-x25」の出荷を10月21日より開始します。

AT-DC2552XSは1/10Gイーサネット接続用にSFP+スロットを48スロット、QSFP+スロットを4スロット(*1)実装したデータセンター向けTop of Rackスイッチです。コンパクトな筐体(1RU)サイズで1,280Gbpsのスイッチング・ファブリックを実現し、データセンター内のラック搭載に最適な、電源面からポート面に向けたエアフロー、電源二重化などのハードウェア特性を持っています。

新ファームウェア「AlliedWare Plus (AW+) Ver.5.4.4A-0.1」では、既存レイヤー2の機能に加え、レイヤー3機能をサポート(*2)するとともに、AMF(メンバー)をサポートし、より高度な要求に対応します。
*1 QSFP+スロットは、バーチャルシャーシスタック(VCS)機能によるスタック用のポートとして使用する場合は各ポートで40Gbpsの通信速度をサポートします。10Gbps×4スイッチポート(40Gbpsスイッチポートとしては未サポート)として使用する場合は、各ポートで10Gbps×4ポートの通信速度をサポートします。
*2 別売の新製品フィーチャーライセンス「AT-FL01-x25」が必要です。

■ファームウェア「AlliedWare Plus (AW+) Ver.5.4.4A-0.1」とフューチャーライセンス 「AT-FL01-x25」により提供される機能、特長

(1) Allied Telesis Management Framework(AMF)
AMFとはネットワーク上に存在する複数の機器を仮想的な1台の機器として統合管理することで、管理・運用の「一元化」「簡素化」「自立化」を行い、管理・運用に関わるコスト削減を実現するアライドテレシス独自のネットワーク仮想化機能です。AMFは統合管理を行うAMFマスター装置と管理されるAMFメンバー装置からなり、AT-DC2552XSはAMFメンバー装置となります。AMFマスター装置であるSBx8100シリーズあるいはSBx908と併せ、ネットワーク管理/運用コストの抑制/最適化に寄与します。

(2) バーチャルシャーシスタック(VCS)
スタック接続されたスイッチはバーチャルIPアドレス/MACアドレスを用いてIPアドレス/MACアドレスを共有し、かつL2テーブル、QoS、アクセスリストなどの各種情報を同期することでVCS構成時のマスター /スレーブの高速切替を実現したVCSファストフェイルオーバー(VCS-FF)に対応しています。よって、仮に1台に障害が発生しても運用継続が可能となり、ネットワークダウン・セッションダウンにシビアな環境やアプリケーションへの適応が可能となります。また、VCSで接続されたスイッチはオールアクティブで稼動するため、ネットワーク資産の有効活用も実現します。

(3) ルーティング機能
スタティックルーティング、RIPv1/v2、OSFPv2、VRF-Lite、PIM-SSMv4、PIM-SMv4、PIM-DMv4、BGP、VRRPv3をサポートしています。さらに、IPv4だけではなく、IPv6の各種ルーティングプロトコルOSPFv3、RIPng、PIM-SMv6、BGP+もサポートしています。
※OSPFv2、VRF-Lite、PIM-SSMv4、PIM-SMv4、PIM-DMv4、RIP、BGP、RIPng、BGP+、OSPFv3、PIM-SMv6を使用する場合には、別売の新製品フィーチャーライセンス「AT-FL01-x25」が必要です。

(4) フィーチャーライセンス
プレミアムライセンス「AT-FL01-x25」はOSPFv2、PIM-SMv4、PIM-DMv4などのルーティングプロトコルに加え、UDLD(UniDirectional Link Detection)、RIPng、OSPFv3、PIM-SMv6などのIPv6拡張機能も含まれた非常に利便性・拡張性の高い追加ライセンスです。
※VCS構成でフィーチャーライセンスの各機能を利用する場合は、VCSマスターおよびVCSスレーブの双方にフィーチャーライセンスが必要です。

対象製品 (販売中)

製品名       標準価格(税別)
AT-DC2552XS     \2,178,000

新製品

製品名       標準価格(税別)  リリース日
AT-FL01-x25    \800,000      10月21日