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アライドテレシス、スタッカブルスイッチ「AT-DC2552XS」がAMFマスター機能に対応

 アライドテレシス株式会社は22日、10Gigabit Ethernet(GbE)対応のインテリジェント・スタッカブルスイッチ「AT-DC2552XS」において、ファームウェアの最新版「AlliedWare Plus(AW+) Ver.5.4.5-2.1」を提供すると発表した。同日より、同社のWebサイトからのダウンロードサービスを開始している。また、AT-DC2552XS用プレミアムライセンス「AT-x25-FL02/20」も提供開始した。

 AT-DC2552XSは、GbE/10GbE対応のSFP+スロットを48基、40Gbps通信対応のQSFP+スロットを4基備えたインテリジェント・スタッカブルスイッチ。標準でスタティックルーティングに対応し、1280Gbpsのスイッチングファブリックと最大320Gbpsの広帯域スタック性能を持つため、中~大規模エンタープライズのコアスイッチに必要とされる耐障害性とスイッチング/ルーティング性能を提供できるという。

 今回の新ファームウェアでは、AT-DC2552XSに独自のSDN機能である「Allied Telesis Management Framework(AMF)」のマスター機能を追加した。AMFでは、複数のスイッチやルーターを仮想的な1台の機器として管理し、運用コストを削減することが可能。あわせてリリースしたAT-DC2552XS用プレミアムライセンスを利用することで、AT-DC2552XSをマスターとして用いて、最大20メンバー(クライアント)までの機器を統合管理できる。

 また、QSFP+モジュール利用時の40GbE通信をサポートした。現在、QSFP+スロットはVCSでの利用および10GbE×4モードのみをサポートしており、40GbEのスイッチポートとしては利用できない。

 AT-DC2552XSの本体価格は261万3600円(税別)で、AT-x25-FL02/20ライセンスは30万円(税別)。

石井 一志