ニュース

ネオアクシスとエヌワーク、マルチプラットフォームのシステムを監視する「Toolbox システム監視」

 ネオアクシス株式会社と株式会社エヌワークは27日、日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)の「Power Systems(以下、IBM i)」を含めたマルチプラットフォームで稼働する、保守監視ツールの新製品「Toolbox システム監視」の出荷を開始すると発表した。

 ネオアクシスの「Toolbox」は、IBM iで広く使われている保守/運用ツール製品。エヌワークの「CYBER GENIUS」は、エージェントレスでシステム監視を実現するマルチプラットフォーム対応製品で、Windows、AIX、Linuxのほか、SNMPに対応した通信機器の稼働状況を監視することができる。

 新たに提供する「Toolbox システム監視」は、ネオアクシスが開発した、IBM iを監視するための「IBM i監視エージェント」と、「CYBER GENIUS」を連携させることで、IBM iを含むマルチプラットフォーム環境下の様々なネットワーク上の機器類の監視を可能にする製品。

 このエージェントによる連携により、従来から「CYBER GENIUS」が持つ監視情報以外に、IBM i上のサブシステムやジョブの死活状況、ファイルやプログラムのロック状況など、様々な状況を監視し、変化や異常をシステム管理者等に通知することが可能となる。

 製品の価格は、P05(100ポイント)が37万円から。製品で監視する対象について1対象=1ポイントとし、ポイント数とエージェントが稼働するIBM iのCPU性能により価格が決定される。出荷予定日は5月30日。ネオアクシスとエヌワークでは、当初5年間で300本の販売を目標とする。

三柳 英樹