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ネオアクシス、IBM iと他プラットフォームでシームレスなジョブ運用管理を実現する「Toolbox for JP1」

 ネオアクシス株式会社は17日、日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)の「Power Systems(IBM i)」上で稼働するジョブ運用ツール「Toolbox for JP1」の出荷を開始した。

 「Toolbox for JP1」 は、株式会社日立製作所のジョブ管理製品「JP1/Automatic Job Management System 3」と、IBM i上の標準ツール「Toolbox」が連携することで、IBM i、Windows、UNIXなどの多様なプラットフォーム間でジョブの連携が可能になるジョブ管理/運用ツール。

 各プラットフォームに投入するジョブは、マネージャー機能によってスケジュール管理され、開始のタイミングのほか、先行ジョブの終了を検知し後続ジョブを起動するなど、複数のジョブを細かく実行管理でき、先行ジョブの実行結果に応じて次に実行する後続ジョブを選択することもできる。

 ジョブの定義はジョブとジョブをフローチャートのように線で結び、ジョブのスケジュールは予定と結果を色分けするなど、分かりやすいインターフェイスを採用。ジョブ実行の自動化により、工数削減や運用効率化、ミスや不正の防止を実現する。

 製品の価格は、P05(最小構成)で46万円から。ネオアクシスは、当初5年間で260本の「Toolbox for JP1」の販売を目標とする。

三柳 英樹