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パイオニアVC、教育用プラットフォーム「xSync」と「OneDrive for Business」の連携サービスを提供

 パイオニアVC株式会社は、同社の協働学習ソリューション「xSync(バイ シンク)」と、Office 365のクラウドストレージ「OneDrive for Business」との連携サービスを6月から提供開始する。

 xSyncは、協創を支援するための教育用プラットフォームの総称。教室にある電子黒板や学習用端末などを連携し、画像転送を短時間で繰り返し行うことで、自分のアイデアと仲間との意見を協働し、オリジナルな発想を創りだす「シンクロする学び」を提供する。

 xSyncとOneDrive for Businessとの連携サービスにより、OneDrive for Businessに保存した授業用資料のxSyncでの利用や、児童・生徒がxSyncで提出した学習データのOneDrive for Businessへの自動保存ができるようになる。これまで、授業前後で教室内のxSyncで実施していた授業用資料の保存や学習データの移行が不要となり、教員の手間を軽減するとともに、児童・生徒への学習データの配布が簡便になることから、授業中の学習データを利用した持ち帰り学習などにも取り組みやすくなるとしている。

 また、今後はグループ会社のアイスタディ株式会社が提供する学習管理システム「iStudy LMSアカデミックエディション」とxSyncの連携も進め、OneDrive for Businessに保存されている学習データを用いた児童・生徒それぞれの学習記録を容易に管理できる仕組みなど、持ち帰り学習にも対応した環境整備を進めていくとしている。

三柳 英樹