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大塚商会、「たよれーる Office 365」と連携したワークフローサービス

 株式会社大塚商会は10日、Office 365と自社のサポートサービスを組み合わせた「たよれーる Office 365」のオプションサービスとして、1IDから利用可能なワークフローサービス「eValue Air ワークフロー for Office 365」を発表した。5月11日より提供開始する。

 「eValue Air ワークフロー for Office 365」は、条件分岐や同報、差し戻しなど、日本の商習慣に適したワークフロー機能を提供するサービス。総務・経理系申請書など、さまざまなユーザーがすぐ使えるテンプレート(申請書式)を52種類、標準で用意しているほか、編集ツールを提供し、自社に適した申請書の作成を容易に行えるという。

 煩雑になりがちなID管理では、実際の申請・承認フローの運用を考慮した組織情報や役職のひも付けを実現しているほか、初期導入時の面倒な設定作業については訪問指導を行うとのこと。

 さらに、「たよれーる Office 365」のユーザーアカウントをそのまま利用でき、シングルサインオンによってユーザーの手間を削減。手軽に申請・承認業務を行える点もメリットとした。加えて、ジョルダンの「乗換案内」を標準搭載し、交通費の精算業務の際に発生する確認業務の工数も削減するとした。

 スマートフォンからの利用もサポートしており、スマートフォン用テンプレート表示機能を備えている。

 価格は1IDあたり月額500円で、Exchange Onlineを利用していない場合は、別途1IDあたり月額440円がかかる。また、管理者指導サービス(2時間半の訪問指導×3回)の契約が必須となり、こちらの価格は15万円。

石井 一志