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横浜市、2万人規模のグループウェアとして「サイボウズ ガルーン」を導入

 サイボウズ株式会社は27日、横浜市の区局共通グループウェアとして、エンタープライズ向けグループウェア「サイボウズ ガルーン(以下、ガルーン)」が導入されたと発表した。

 横浜市では、従来各区局で個別のグループウェアを活用していたが、区局を超えて職員が異動する際、以前使っていたグループウェア環境を引き継ぐことができないなど、区局間で情報連携されていないことによる非効率が散見されていた。

 また、各区局で個別に導入されていたグループウェアの稼働OSの多くが、2015年7月にサポート終了するWindows Server 2003であったことからも、区局共通グループウェアの検討を進め、2014年度に統一基盤として「ガルーン」を採用。2015年3月から稼働し、現在は約8000名で利用しているという。

 横浜市では、今後4年をかけ利用者を徐々に拡大していき、2019年度にほぼ全区局、約2万人での利用を予定。まずは、各区局への展開を目標としてスケジュール共有化を図り、その後、「ガルーン」の機能を利用してさらなる情報共有の効率化を実現していくとしている。

三柳 英樹