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DBセキュリティソリューション「Aegis Wall」のエントリー向けメニューを提供

ログ管理にフォーカス

 NHNテコラス株式会社は27日、データベースセキュリティソリューション「Aegis Wall(イージスウォール)」において、より低価格な「同 エントリーエディション」をラインアップに追加すると発表した。

 「Aegis Wall」は、組織内部からの情報漏えい対策に最適化したセキュリティソリューション。データベースにアクセスできるユーザーのIDを適切に管理するための「特権ユーザー管理」、正規ユーザー以外のアクセスを遮断する「アクセス制御」、誰が、いつ、何をしたかを正確に記録する「ログ管理」、といった3つの切り口から10の機能を提供しており、不正アクセスの発生を速やかに検知・把握して、発生防止のための対策を取ることができるという。

 今回提供する「Aegis Wall エントリーエディション」は、新たに情報漏えい対策を検討しているの企業向けのもの。最初の導入として、「Aegis Wall」が提供する機能のうち「ログ管理」に着目し、アクセスログの記録と分析から取りかかることを提案する。

 具体的には、ログ記録、セッション動画記録、リアルタイムモニタリング、レポート出力といったアクセス内容を可視化する機能を提供。またオプションサービスとして、「アクセス制御」機能の追加や、アクセス制御を行うためのセキュリティポリシー設定、アクセスログの分析など、業務における人的なサポートも用意するとのこと。

 なお、対象となるシステム規模(監視対象データベース)も合計8コアまでと、既存のエディションに比べて小規模になっている。

 価格(税別)は、本体ライセンス・監視対象ライセンスが月額2万5000円、保守費用が月額5000円で、初回導入時に10万円の導入費用が必要となる。オプションサービスはすべて個別見積もり。NHNテコラスでは、年間30社への導入を目標としている。

石井 一志