ニュース

NEC、「Express5800シリーズ」で22コアXeon搭載の2Wayサーバー7機種を発売

 日本電気株式会社(NEC)は18日、x86サーバー「Express5800シリーズ」の新製品として、2Wayサーバー7機種を発表した。ラックサーバー4機種、タワーサーバー1機種、モジュラーサーバー1機種、ブレードサーバー1機種の計7機種で、出荷日は4月26日から。

Express5800/T120g
Express5800/R120G-2M

 新製品は、22コアのIntel Xeon E5-2600v4製品ファミリーを搭載し、処理速度を従来機比で20%向上させた2wayサーバー。ラックサーバーの「Express5800/R120g-2M」と、タワーサーバーの「Exress5800/T120g」では、NVIDIAの最新GPU「NVIDIA Tesla K40」「NVIDIA Tesla K80」が搭載可能なオプションを用意し、ビッグデータの迅速な分析を支援する。

 採用する部品の見直し、効率的な冷却が可能な構造の採用により、ラックサーバーとタワーサーバーの動作環境温度を従来の40度から45度まで拡大。空調の消費電力を4%低減させ、施設全体の省電力化に貢献する。

 また、保守サービスをパッケージ化した「保守サポートパック」の期間について、従来の3年、4年、5年の3モデルに加え、6年、7年を新たに拡充。ユーザーの効率的な投資計画に合わせた継続利用を支援する。

 製品ラインナップと価格(税別)は、ラックサーバーの「Express5800/R120g-1M」が62万1000円から、「Express5800/R120g-2M」が66万7000円から、「Express5800/R120g-1E」が432,000円から、「Express5800/R120g-2E」が44万1000円から。タワーサーバーの「Express5800/T120g」が39万3000円から。ブレードサーバーの「Express5800/B120g-h」が47万3000円から。モジュラーサーバーの「Express5800/E120g-M」が34万4000円から。

三柳 英樹