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D-Link、壁面埋め込み型の無線LANアクセスポイント「DAP-1850AC」

 ディーリンクジャパン株式会社(以下、D-Link)は11日、JIS標準規格のスイッチボックスに取り付け可能な、壁面埋め込み型の無線LANアクセスポイント「DAP-1850AC」の販売を開始した。

 DAP-1850ACは、IEEE 802.11acに対応した壁面埋め込み型の無線LANアクセスポイント。アンテナ内蔵型のため、マンションやホテル、旅館など、部屋の内観を損ねることなく室内の無線LAN環境構築が行える。

 本体には、IEEE 802.11ac/a/b/g/n準拠の無線LANアクセスポイント機能に加え、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応の有線LANポート(RJ-45)と電話モジュラージャック(RJ-11)を、それぞれ前面と背面に搭載。PoE受電による動作にも対応し、オプション製品としてPoE給電アダプター「DKT-200」も販売する。

 機能面では、利用客と従業員などのネットワークを仮想的に分けたネットワークとして利用できるマルチSSID機能や、無線LAN利用時間を曜日や時間帯などをスケジュール化できる機能、多数の機器を一元管理できる「Network Management System」機能やログ機能を搭載。外部のSyslogサーバーへのログ送信や、外部Radiusサーバーによる認証機能にも対応する。

 標準価格(税別)は、DAP-1850ACは1万7800円、DKT-200は4980円。

DAP-1850ACとDKT-200
DAP-1850ACの取り付け例

三柳 英樹