Yellofin、BIツールの最新版「Yellowfin7.2」を発表

　Yellowfin Japan株式会社は、BIツール「Yellowfin」の最新版となる「Yellowfin7.2」を3月31日に提供開始する。

　Yellowfin7.2では、アナリストとビジネスユーザーを1つのワークフローでつなげ、互いにコラボレーションするための機能を強化。タスク管理機能として、レポート結果などを元にメンバーにタスクを割り当て、その進捗を管理できる機能を追加した。このほか、話題にしたいテーマごとにスペースを作成し、メンバーを集めてブレインストーミングを行えるディスカッションボード機能や、レポートを確認中にデータ品質に問題を発見した際に、その場でスクリーンショットを撮って、Yellowfinの中でデータ管理者に伝えることができる機能を追加した。

　新機能としては、サードパーティ製ウェブアプリケーションへの接続を可能にするコネクターを提供。これまでのデータソース接続と同じように、つなげたいアプリケーションの情報を設定すると、Yellowfinがそのデータに最適なダッシュボードを自動生成する。標準提供されるコネクターは、Google Analytics、Twitter、Googleスプレッドシート、LinkedIn、YouTubeなどで、その他のコネクターも順次追加予定。Yellowfinのオープンコネクターフレームワークを使用することで、独自でコネクターの開発も可能。

　このほか、予測分析と傾向分析の手法を改善し、ユーザーがより簡単に傾向や予測をグラフに追加できるようにした。また、レポートの実行結果をデータセットとして扱うReport from Report機能も追加された。