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CTCS、「クラウド導入運用サービス for Microsoft Azure」を提供開始

 CTCシステムマネジメント株式会社(以下、CTCS)は1日、Microsoft Azureを活用し、クラウド基盤へのシステム構築から運用・監視までをワンストップで提供する「クラウド導入運用サービス For Microsoft Azure」の提供を開始した。

 「クラウド導入運用サービス For Microsoft Azure」は、「AD on Azure」「File Server on Azure」「ADFS on Azure」の3種類のフルアウトソース型サービスで構成。Microsoft Azureに運用技術力を付加することで、インフラコスト削減、運用負荷の軽減、セキュリティの強化を実現し、パブリッククラウドサービスを最大限に活用できるようにする。

 「AD on Azure」は、顧客のオンプレミス環境の既存Active DirectoryをMicrosoft Azure上に移行し、Active Directoryの運用業務までトータルに行うサービス。専用ツールを使用することで、アカウント登録など一部の機能は顧客の管理者も利用できる。

 「File Server on Azure」は、顧客のオンプレミス環境の既存ファイルサーバーをMicrosoft Azure上へ移行し、運用まで行うサービス。Windowsエクスプローラーから、ファイル共有、共有アクセス権の登録など一部機能を顧客の管理者も利用できる。

 「ADFS on Azure」は、新規にMicrosoft Azure環境でOffice 365とActive DirectoryのID連携とシングルサインオン機能を構築し、運用業務まで行うサービス。

 サービスの初期費用は77万円(税別)から、月額利用料は14万円(税別)から。CTCSでは、企業の情報システム部門を中心にサービスを提供し、2年間で1億円の売り上げを目指す。

三柳 英樹