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CTCSが運用管理ソリューションに「MIRACLE ZBX」活用、ミラクル・リナックスのサポート力などを評価

 ミラクル・リナックス株式会社は10日、オープンソースソフトウェア(OSS)ベースの統合監視ソリューション「MIRACLE ZBX」が、CTCシステムマネジメント株式会社(以下、CTCS)のIT統合運用管理ソリューションに採用されたと発表した。

 CTCSは伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)のグループ会社で、ITアウトソーシングサービスを企業に対して提供している。同社は従来、商用の管理ソフトウェアを用いた運用管理サービスを提供してきたが、通信業を中心にオープンソースの管理ソフトウェア活用のニーズが高まってきたことを受け、Zabbixをベースとした運用管理サービスの提供を決断。国内でZabbixを扱っているベンダーを検討し、自社システムで検証した結果、ZabbixをベースとしているMIRACLE ZBXの採用を決めた。

 同製品が評価されたのは、拡張性や管理の操作性が高く、ほかのツールとの連携が柔軟な点など。また、10年間の長期サポートを利用できることや、ミラクル・リナックスのパートナープログラムにより、CTCSで設計構築から一次サポートまでをワンストップで提供できること、ミラクル・リナックスの案件支援体制なども、サービスに採用するにあたって高く評価したという。

 なおCTCSでは、従来型のオンプレミス向けサービスに加えて、2016年にスタートした「クラウド導入運用サービスFor Microsoft Azure」でも、管理サービスの基盤としてMIRACLE ZBXを利用している。さらに今後、運用監視、インシデント管理、構成管理、ログ管理などをMIRACLE ZBXをハブとして提供し、すべてをAPI連携できる環境の構築を目指すとのこと。